アロマでリラックスしながらお肌をケアしましょう

美への取り組みは一日にしてならず、毎日の食生活や生活習慣、姿勢の崩れなど様々な要素が影響しています。そんななかでも、香りは手軽に取り入れることができてリラックス効果の高い美容法として多くの方に活用されています。

 

嗅覚を通して大脳辺緑系に伝わった香りは、美肌の大きな疎外要素であるストレスを軽減し、さらには視床下部へと伝わります。視床下部は「脳の中の脳」と言われるほど重要な器官で、自律神経系や内分泌系(ホルモン調節)の他、免疫系も調節しています。

 

このように科学的な根拠もある香りを、手軽に取り入れるには、いくつか方法があります。ルームフレグランスとして、お手持ちのスプレーボトルに水を入れ、好みの香りを垂らしたマイフレグランスを自作する方法です。レモンやユーカリなど、柑橘系やすっきりした香りと相性がよく、気軽にリフレッシュすることができます。

 

またリップクリームに好みのオイルを数滴混ぜるのも、手軽なアロマ術です。香りを付けたいリップクリームの中身を容器からキッチン用品のお玉の上に出し、安全に注意をしながらガス火の方はコンロ上で、それ以外の方はティーキャンドルで直火にかけてみると、綺麗に溶けた蝋の状態に戻ります。

 

溶けきってダマのない蝋に最大4滴まで、お好みの香りを混ぜたらもとの容器に爪楊枝などを伝って流し込みます。すこし余ったらハンドクリームとして手にぬると、最大限に有効活用ができます。